せっかく後お金を払って購入したドラゴンスピーチ。その変換精度にイライラさせられていませんか?
ドラゴンスピーチは確かにかなり正確に入力してくれますが
パソコンのスペックなどが相当関係してきます。
スペックが低いパソコンでは、まず認識するのに時間がかかります。
ただまあそれはしょうがないことなので今回置いておいて。
ドラゴンスピーチの精度を上げるためにやっておきたいことなどをご紹介したいと思います。
ドラゴンスピーチの認識精度を向上させるために
1,必ず有線USB接続のヘッドセットを使う
いろいろなヘッドセットを試しました。
ドラゴンスピーチと相性が良いのは絶対にUSB接続かつ有線です。
現在ヘッドセットは様々なものがありますが
USB以外で代表的なのは次の3つ
プラグ型
ワイヤレス
スタンド型
どれも、一応認識してくれます。
ただドラゴンスピーチとはあまり相性がよくないです。
スタンド型はまだ許せます。
しかし、プラグ型とワイヤレスヘッドセットは
USBに比べると認識精度はかなり落ちます。
(まぁソフトとの相性もあると思いますが)
で、お高いUSBヘッドフォンを使えば認識精度は高まるか?
と言うと一概にそうとも言い切れません。
その人の声の高さなどに相性が良いアイテムがあるものだと思ってます。
なので、音声入力するのだからそこそこ良いヘッドセットを買わないといけない。
という認識はやめた方がいいです。
結構安いものでも、相性がよければ充分認識してくれます。
最初テストするものは1,000円から2,000円程度のもので10分です。
2,ディクテーションモードで音声入力を行う
Dragon Dictationで音声入力するときは様々なモードがあります。
代表的なのは通常モードとディクテーションモードです
通常モードは「修正コマンド」が使える
ディクテーションモードは「話すことに特化した」機能
かなり大雑把ですが簡単に言うとこんな感じです。
「修正コマンド」が使える通常モードは確かに便利です。
しかし、変換精度という点だけ見るとディクテーション モードにはかないません。
なので、通常モードでの変換精度に不満がある場合は
いちどディクテーションモードを試してみてください。
これだけで、かなりイライラが解消される場合もあります。
3,マイクを口の真正面に持ってこない
ヘッドセットのマイクですが、口に対して真正面の位置にしないようにして下さい。
特に「ぱぴぷぺぽ」を発音するとき。
マイクが正面にあるとかなりの風圧がかかります。
その風圧はノイズになります。
雑音が入るとソフト側で正しく認識してくれません。
「ぱ」を発音したときにできるだけ息がかからないところまでマイクを移動する。(と言ってもほんの3センチ程度)
これだけでも音声認識の精度はかなり変わってくるはずです。
後は場所さえ今あれば毎回大幅に動かさないようにしてください。
ちょっと位置がずれただけでもソフトが認識するあなたの声は大幅に変わります。
4,吃らない(どもらない)練習をする
噛んだりどもったりしすぎると
ソフト自体がその変な癖を学習してしまう。
ドラゴンスピーチは有料ソフトで高性能です。
しかし、出来る限り本人側の入力ミスはなくした方が良いです。
使っている人とドラゴンスピーチはいわばパートナーのような存在です。
滑舌がものすごく悪いのにドラゴンスピーチだけのせいにしていてはダメです。
音声入力で文章を書くときは
パートナー同士がしっかりする必要があります。
どちらかが欠けても、認識精度は上がりません。
なので、使っている側も
たとえばあらかじめ話すことを整理しておいたり
ガムを噛むとか舌を回すなどの準備運動をする必要があります。
いくら高いキーボード使っていてもブラインドタッチが出来なければ
文章を早く入力することはできません。
音声入力もそれと全く同じだと思います。
入力精度を高めるには
あなた自身の「話すこと」のミスを減らす必要もあります。
まとめ
今回はドラゴンスピーチの変換精度を上げるためにやっておきたい事をご説明しました。
通常モードとディクテーションモードの話は別にしてその他はどんな音声認識の精度を上げるためにも役に立つものです。
めんどくさいかもしれませんが、ささいなことでも精度ってかなり変わります。現状、音声認識に不満な方は是非いちど試してみてください。
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