パソコンの音声入力ソフトの導入を考えている人は
特にライターの方が多いようです。
しかし、やはり戸惑ってしてしまうのは値段ですよね。
また、
- 自分に合ってるかどうかもわからないし、
- 使い物にならないと言う噂もよく聞くし、
- アマゾンのレビュー見てもいまいちのものが多いし、
- 価格も安くは無い。
この値段、、
こんなことがぐるぐると頭をよぎって
かなり購入を迷われている方からの相談をいただきます。
あなたの気持ちはよくわかります。
いくら私が「便利だ」「ライターさんはぜひ」といっても2万円以上のものは
ポチッとiPhoneアプリを購入するようにはできませんよね。
パソコンの音声認識では定番の
ドラゴンスピーチやアミボイスとか通常パッケージ版だと25,000円とかしますからね。
無料でできるGoogleの音声入力も認識精度は高いが
ちなみに2016年Googleドキュメントでの音声認識はかなり進化しています。
(Googleクロームブラウザでしか使えないけど)
自分の声が、どれだけ正確に認識できるかのテストであればまずはこちらを使ってみて下さい。
最近の音声認識精度の格段の向上にびっくりされるはずです。
しかしGoogleの音声入力はたった1つ問題があります。
それは句読点や改行などの音声コマンドが使えないこと。
もちろん、パソコンではキーボードが使えるので
改行や句読点はキーボードで操作しても良いと思いますが、できることならぼんやり話ながら後で編集してしまいたいものです。
しかし、この音声コマンドが使えないとなると後の修正がとにかく厄介です。
句読点も改行もない長~い文章を
後から見直さなければいけない面倒くささを!
1,000文字分ぐらいの文章ならいいんですが、
これが2,000文字3,000文字になってくると
後から読み返して句読点を打つだけでも一苦労です。
またスマホなどで句読点を音声で打つ習慣がついてしまっている人は
ついつい、。などは口に出してしまいます。
【句読点や改行も音声で】Android スマホで快適な音声入力を実現する「swype keyboard」
これもまた修正するのは一苦労。
なので、ある程度の改行や句読点の入力は音声入力で行っておきたいところです。
で、これをクリアするのは
今現在はパソコンの場合は有料の音声入力ソフトを使うしかないです。
(この後、Googleが対応してくれる可能性が大ですが…それがいつになるかまだわかりませんね)
私はこれを解消するためにドラゴンスピーチを使っています。
句読点や改行
などは音声で入力できてしかも変換精度は非常に高いです。
で、価格が高いと思ったら少しでも安くなるダウンロード版を選べばいい。
ダウンロード版を選べば1万円以上の値引きになることもある
さすがに変換精度が優秀とは言えど音声入力ソフトに2万円以上出せる人はそうそういないと思います。
今はiPhoneなどには普通に無料で搭載されてますからね。
そんな方にぜひオススメなのはダウンロード版を購入されること。
「高いなぁ」と悩んでおられるならせめてダウンロード版を選んで欲しいです。
ドラゴンスピーチは直感的な操作ですぐスタートできるので説明書等はほぼ不要です。
ダウンロード版を選ぶ
たったこれだけで
5,000円から1万円程度の値引きになります。
そして、今すぐ使えるのもポイントが高いです。郵送だと数日時間がかかります。
しかし、ダウンロードだとクレジット決済で1時間後にはインストールが完了している状態になります。
じゃあダウンロード版だとどれぐらいの値段なのか?
ドラゴンスピーチなら1万円から1万5,000円程度
アミボイスでも1万5,000円程度で購入することができます。
ちなみにウィンドウズに搭載されている音声認識ももちろん使えます。
使えるんですが、やはり文章書くときは有料の音声認識ソフトを使った方が良いです。
やはり変換精度は雲泥の差です。
ウィンドウズの音声認識はメモ帳等のごくごく限られたソフトでしか入力することができません。
なので
ウィンドウズの音声認識は、
「保存」やソフトを開いたり閉じたりするようなアクション目的で使うようにします。
そして、本格的な文章作成は
ドラゴンスピーチや網ボイスなどの専門ソフトで文字起こしをします。
音声認識ツールは用途によっての使い分けが重要
- ウィンドウズに最初から搭載されている音声認識はマウスクリックなどのアクションの目的
- ドラゴンスピーチやアミボイスと言った音声認識ソフトで文章を入力していく
付属のヘッドセットじゃなくてもいいの?
郵送版はヘッドセットがセットになっているものもあり
ダウンロード版ではこれが購入できないので不安になる方も多いと思います。
が、しかしUSB接続ができるものであればほとんど問題ないです。
(たまに外れがあるようですが)
声によって違いますが問題ないと思います。
私は、中国製の1,000円程度のやつを使っていますが認識率に全く問題ありません。
購入するときに注意したいのは絶対にUSB対応のものを選ぶことです。
認識率が全然違います。
頭からかぶるヘッドセットの場合は、
被るという1つのアクションを取るのがめんどくさい場合があります。
その場合は、認識精度は少し落ちますが、スタンド型マイクの購入も検討してみてください。
音声入力のオンオフはキーボードで簡単に切り替えることができます。
どちらにしても必ずUSB接続のものを選ぶようにしてください。
アマゾンで1,000円から2,000円程度で買うことができます。
私の場合1つの記事を書くときは、最初はiPhoneでざっと下書き程度入力してしまいます。
パソコンの音声認識ソフトを使うのは、
- その記事を公開するまで仕上げる時
- 過去の記事を数記事分まとめて修正していくとき
ですね。
この場合キーボード入力と音声入力を併用することが多いです。
こういう時は、たくさんの画面でまとめて一気に作業できるパソコンの方が便利です。
どれぐらい正確に認識できるのか?
「滑舌の悪さ、言い間違い、マニアックすぎる専門用語を除くとほぼ100パーセント」
これについては、特殊な記号や専門用語がない以外はほぼ100パーセントに近いといっても過言じゃないです。それぐらい現在の音声認識は進化しています。
ドラゴンスピーチの認識率の記事はこちら
【ドラゴンスピーチ11Jの圧倒的な認識率】価格の安さやその他メリットについてもお伝えします
これから音声認識はどんどん進化していきます。
しかし、あなた自身が画面に向かって話すことに慣れていなければ入力のスピードは全然上がりません。
キーボード入力の場合は、どれだけ練習しても入力スピードには限界があります。
しかし音声入力の場合は、あなたの話すスピードがそのまま文章になっていきます。
また今の10代の若い世代の人たちにとって
これから音声入力でレポートや論文を書くみたいなことも当たり前になってくるはずです。
要するに、
この音声入力をメインとして使っている若い世代の人たちは、
「思考スピードを高速化して音声入力するのにどんどん慣れていく」
はずです。
というか、キーボード入力が遅いからそれしか方法は無いわけです。
そして、
「話して書くこと」が
毎日の習慣になってしまっています。
日々の習慣で考えるスピードはどんどん上がっていくでしょう。
しかしキーボードに慣れてしまっている方はこの話しながら考えるのが習慣化されてませんから全然スピードが上がらないわけです。
だからとにかく練習です。
音声認識の精度はそれこそ1ヵ月単位でどんどん上がっています。
来年もおそらく今とは比べ物にならないくらい精度は向上しているでしょう。
だからこそ画面に向かって1人でぶつぶつ話す癖をつけることです。
話すだけなので、文章を作成した後の疲労感などはキーボード入力に比べてほとんどありません。
これを毎日30分でもいいのでやっていくとどんどん自分の中で考えるスピードが入力スピードに追いついて行きます。
(とはいっても、なかなかすぐに実感できるものでは無いですが)
パソコンでもスマートフォンでも話しながら次のことを考えていく癖をつけてどんどん自分の思考スピードを高速化させていきましょう。
音声認識精度を上げるトレーニングは絶対に行ってください
アミボイスは認識トレーニングは不要です。
しかし、ドラゴンスピーチの場合は音声認識精度を上げるトレーニングは絶対に行っておいた方が良いです。
インストールを済ませてから2、3時間画面に向かって表示されたテキストを読み上げるだけです。
公式サイトには、「認識精度を高めるトレーニングは不要です」と書いてありますが、やはりやっておくと全然違います。
最近はスマートフォンの音声入力ばかり注目されがちですが、パソコンの音声認識ソフトも1つは持っておいたほうが作業効率が大幅にはかどります。
あなたの声を学習して認識精度を高めるのでまさにあなたの生涯のパートナーになるはずです。
ぜひこの機会に音声入力ソフトを導入してパソコンでも快適な「話して文章を書く」生活を送ってみてくださいね。