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【勘違い】音声認識ソフトは会議の録音テープを文字に起こしてくれるわけではありません

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音声認識ソフトは会議などを録音した内容を「直接」文字に起こすのには向いていない

向いていないというか、
実際にやっても全く認識はしてくれません。

音声認識ソフトは、
今のところはあくまで個人で使うものです。

言うなればあなたの文字入力速度を上げてくれる
個人秘書のようなもの。

だから、精度が高く
あなただけの声を正確に把握してくれるのです。

なので、
複数の人が様々な意見を出し合う会議などの
文字おこしに音声認識ソフトは使用できません。

そして、
あなたの声でトレーニングすることで
あなたの声の特徴などを認識し
音声認識ソフトは「あなた色」に染まっていきます。

※あくまでプロファイルの範囲内での事

これは言うなれば
「あなただけに誠実な1人の恋人」
のようなものです。

逆に、

自分以外の声を正確に認識したら嫉妬する

これぐらいの愛着を持って使うべきです。笑

たとえが悪いですが
「どんな男にもホイホイとついていくアバズレ女」
こんな音声認識ソフトが、
正確にあなたの発音した声を文字にしてくれるわけがありません。

あなた1人に愛情を注いでくれるわけがありません。

しかし、どんな使い方でもできる思っている人が多いようです。

実際のアマゾンのレビューで…

「会議の内容を文字にしたかったのですが全く認識してくれません
なので星1つで…」

みたいなレビューが有りますが

アマゾンで酷評している人の多くは使い方を間違えています。

極端な話
「音声認識ソフトにテレビ番組を聴かせると勝手にその内容を文字にしてくれる」
と思ってる人が結構います。

「せっかく高い金を出して購入したのに目的のことができない」

なので、酷評して溜飲を下げたいのは分かります。

しかし、間違った使い方して「これはダメ」
では作ったメーカーが可哀想です。笑

もし、会議の録音テープを文字起こししたい場合は
その録音テープを聞きながら、
必ず自分で音声認識ソフトに向かって話すようにしましょう。

そのままマイクに向かって聞かせたりしても、
まったく正しく認識してくれないので注意です。

ということで音声認識ソフトの正しい使い方と注意点をご紹介します。

・複数人の音声が入ってもダメ

音声認識ソフトはあくまであなた個人のものです。
なので、例えば2人で対談した録音テープなどを
そのまま文字に起こそうとしても難しいでしょう。

・マイクからの距離が遠くてもダメ

会議は、全体録音なので
すべての人の発話がマイクから遠くなります。

・ボイスレコーダーへの録音は「句読点」を入れる

もちろんこれも1人での話です。
句読点を入れなくても認識してくれますが、
すごなくても「。」は発音しておいた方が後々の編集がやりやすいです。

・辞書登録は常に!そしてマメに!

特に、マニアックな内容を入力する人は
こまめに辞書登録をするようにしましょう。

音声入力は、膨大な語彙量を持っています。
しかし、やはりマニアックすぎる(特にカタカナ文字)
単語への認識率は劣ります。

例えばパソコンのソフトなどですね。
もちろん有名どころはほとんどちゃんと認識してくれます

Windows 、 evernote 、 Skype 、ワード、エクセル、

この辺は問題ありません。

・相性の良いマイクを選ぶ

結論・必ずUSBマイクを接続し、3センチの距離で1人で行うこと

まとめ

今回は、音声認識ソフトの使い方の間違いと、
正しく入力するため
入力の精度を上げるためのポイントをお伝えしました。

特に、 Amazonのレビューなどを見ていると
人間の声さえあれば(日本語)

「何でも文字にしてくれる」

と考えてる方がとても多いような気がします。

音声認識ソフトは、
しっかりと条件を整えて初めて本来の性能を発揮します。
間違っても、複数プレイには対応していませんのでご注意を!

この記事の文字数:1600文字程度
合計入力文字数:23万8300文字程度
記事数:120記事

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この記事を書いた人

ほぼすべての文字入力作業を音声で行っています。
音声入力に切り替えたおかげさまで肩こりが激減。
仕事のスピードも倍以上でこなせるようになりました。

そんな音声入力の魅力を知ってもらうためにこのブログを書いてます。

ぜひ、あなたも音声入力を導入して肩こりや体の痛みがない快適なPCライフを!

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