文章を書くときに
まず考えなければいけないことは、
「何を書くのか」
ではなく
「誰にどのように伝えるのか」になります。
そして、最後にちょこっと「何を」が入る感じ。
「何をついて」は
タイトルキーワードだけ考えとけば十分です。
「ディズニーランドに行ったことを書く」(これではただの日記)
のではなく
「ディズニーランドに行ったことを誰にどのように伝えるのか?」(その情報で得をするのは誰?)
を考える必要があります。
これは
「読み手のことを最優先に考えているか」
と全く一緒です。
これが
「何を書く?」だけに注目して書いてしまうと
ただ単に事実の述べているだけかつ
恐ろしくわかりにくい文章になります。
また、誰にも響かないので読んでもらえません。
「何を書く」だけを考えて書くと
読み手に絶対にメリットを与えることはできません。
ただ、そのテーマに対して1,000文字書けば良いという考え方では評価されない
例えるならば、「役所の仕事」のようなものです。
お役所が建てた建物や手続きは
とにかく意味がわからないものが多いです。
これは、「何を作るか」だけに注力していて
「誰が使うか」というのを全く考えていないからです。
「●●市が建設した建物。年間◎億円の赤字」
とか言うニュースを良くみますよね。
ブログの文章もそれと同じ。
アクセスを集める人にメリットを与える文章を書こうと思うと
やはり「誰が読むのか」
を絶対に考えなければいけないわけです。
自己満足でのみ文章書いている場合は別です。
しかし、特にGoogle adsenseで
コンテンツを収益化したい場合は
ここを徹底的に考える必要があります。
ドラマ:リッチマン、プアウーマンより
日向「小栗旬」
(パーソナルファイルの制作をしている時)
「このプロジェクトは『何を作るか』じゃない。
『誰が使うか』なんだ。
誰が使うんだ? パーソナルファイルは誰が使うんだ?
僕たちみたいなパソコンオタクか?
誰でも普通に使える。そういうものを最高というんだ。」
ブログのアフィリエイトもこの視点が死ぬほど重要だったり。
カッコよく見せるために
横文字ばっかり書いてあるブログもありますが正直アレもどうかなと言う感じです…
「誰でもいい」ではなくとりあえず「誰か」に絞るだけでもかなり変わる
選挙演説でも
「こ通行中の皆さん」
では誰も注目してくれません。
しかし、この言葉を
「ご通行中の30代でお子さんがおられるお母さん」
みたいな文言に変えます。
すると少なくてもそこに当てはまる人は注目します。
まずここを設定してから
「何を伝えるか」の文章を書いていくわけです。
やはり
「その文書は誰に対して書いているのか? 」
を常に意識して書くことが重要です。
タイピングが遅いから書けないとか
音声入力するには滑舌が悪いとか
そういう小手先の事は二の次になります。
「誰に」が決まるから書くことができる
誰に書くかが決まって書くテーマも絞り込めたら
専門知識が高い人なら専門用語使ってもOK です。
しかし、ごく普通の
「文章など興味がない人」
にはわかりにくい説明をしても無駄です。
「世の中には圧倒的に初心者の方が多い」
そして、「しっかり文章書こう」と考えてる人には
この考え方が抜けている場合が多いです。
何度も書きますが
「誰に何を伝えるか」
そして、
特に重要なのが「誰に」の部分だけです。
記事のテーマによってはそれ以外の部分は
全く考えなくてもいい場合もあります。
だからこそ、考えなければいけないのは
「誰に伝えるか?」
「その文章は誰が読むのか」
まずここから入るようにしてください。
これができないと
文章を書く以前の問題なのです。
書き終えても内容スカスカ。
書いた文章もクラウドソーシング等で買い取ってもらえるかもしれませんがあなた自身の資産にはならないです。
この設定ができてないと
書いていて本人も苦痛だし
また、読んでる人もなんのことかさっぱりわからないみたいな感じになります。
その人に向けてだけ書く「あなたへ」
じゃあ「誰に」が決まったらどうするか?
そこからその人の気持ちになって文章を書いています。
「どういう気持ちでその文章読むか?」
というところまで考えられればこっちのものです。
「ブログは1人に向けて書け」
と言われているのはまさにそこです。
キーワードに対する考え方も同じですよね。
今から書こうとしていること例えば
「はじめての子育てで悩んでいる女性の方に書く」
これでもいいんですが
あまりにも漠然としすぎている場合は
「1人目の子育てで毎晩夜泣きに悩まされているあなたへ」
みたいな感じで
テーマの最後に「あなたへ」をつけてあげると
今から書く文章もおのずと決まってきます。
この場合だと、
「赤ちゃんの夜泣きを解消する方法教えます」
みたいな感じですね。
これさえ決まれば、後は出来る限り調べて
自分の体験談などがあればそれも交えて
その人に向けて書いてあげるだけで良いです。
要するに、テーマは同じでも
「子供の夜泣きが直って嬉しい! 」
だけではやはりダメというわけです。
ターゲットを設定するとそれ以外の人にも読まれるようになる
ターゲットを取りあえず決めて書いてみると
不思議な現象が起こり始めます。
それは
「その人以外も読んでくれるようになること」
不特定多数に書いた文章は
本来読んでほしい人も読んでくれません。
逆に、
「20代女性子持ち」
の人を想定して書いた文章は
「50代男性バツイチ」
みたいなターゲットにも読まれる場合があります。
なぜなら、
「ターゲットを決めることでそのテーマに対する答えを返せるから」
これが、「誰に」を決める時の面白いところですね。
文章の書き方なんかでも
男性だと、「まず結論を書く」ですが、女性読者が多い場合は「まず共感から入る」みたいな話の展開の仕方が重要です。
そもそも入り方を間違えると
感心すら持ってもらえずにすぐにページを移動されてしまうことになります。
なので、「誰に」だけは絶対にリアルすぎるほどに設定をしてください。
これをやらないと
文章を書くスタートラインにも立っていないぐらい重要です。
書籍の場合は、一応読むことを前提に書かれています。
ブログの場合は、そもそも無料情報なので読み手にとっては読む義務をすらないわけです。
そういう人たちに振り向いてもらうにはどうすればよいのか?
文書の中で
「この文章は、まさに私のために書いてあるもの」
ということを文字で気付かせてあげる必要があります。
この記事の文字数:2600文字程度
合計入力文字数:30万0700文字程度
記事数:145記事