2015年現在の圧倒的な認識率
ドラゴンスピーチの認識率がすごすぎるのを伝えたいです。
当初、このブログの基本コンセプトとして、
スマートフォンの音声入力だけで文章を書くということで始めました。
そして、色々と試しているうちに
パソコンの音声入力も試したくなりドラゴンスピーチも購入。
今は、パソコンとスマートフォンの両方で音声入力を行っています。
その中でも、やはり圧倒的な認識率を誇るのがドラゴンスピーチ11Jだったのでその凄さをちょっと書いておこうと思いました。
最初に、 3時間程度のトレーニングは必要ですが
(これは、自分の声をソフトに覚えさせるため)
そのトレーニングさえ終えることができれば本当に圧倒的な認識率を誇ります。
パッケージにはトレーニングは不要と記載されていますがやはり単語トレーニングは私はやるべきだと思います。
単語単位での入力はまだ少し不安が残りますが、文章単位での入力はほぼ100%に近いと思います。
私は今までパソコン版だと
・ Windows標準搭載の音声認識
・ Googleドキュメントの音声認識(chrome版のみ)
iPhoneに搭載しているものだと
・ iPhone OSに搭載されているSiri
・ Dragon Dictation (無料、 ドラゴンスピーチと同じ会社の音声エンジンを使用)
・音声認識装置(有料1,200円。 こちらもドラゴンスピーチと同じ会社の音声エンジンを使用。アプリを開発した会社が違う。同時に外国語の翻訳も可能)
・音声認識メールクラウド(パソコンの音声入力ソフトであるアミボイスの音声エンジンを使ったアプリ)
このようにいくつものアプリやソフトを試してきました。
これらを使った結果、圧倒的に認識率が良いのはやはりドラゴンスピーチです。
(まぁ、値段も圧倒的な差があるだけに当然ですが)
もちろんスマートフォン(iPhone)での音声入力はパソコンのそれには勝てない事は分かっています。
スマートフォンでの音声入力はただただ手軽なところが魅力です。
かなりiPhoneの音声入力アプリも変換精度は正確にはなりましたがそれでもパソコンには絶対に勝てません。
(何故なら、自分の声を認識させるトレーニングはできないからです)
ちなみに同じ価格帯のアミボイスは試したことがありませんので今回は割愛させていただきます。
しかし、ここまでの返還率を誇るのであれば値段の面も考慮してドラゴンスピーチだけに絞っても良いと思われます。
高い?LITEのダウンロード版で充分です
私がドラゴンスピーチを薦める1番の理由はこれです。
なんといっても値段が安いです。
ドラゴンスピーチのLITEで充分。
USBマイク付属の郵送版でも1万4,148円という価格で購入することができます。
さらに、ダウンロード版だと1万円を切るという価格。
音声認識の最先端技術がパソコンに組み込まれます。
liteバージョンにも重要な機能はほとんど入っていて、ただ文章を入力するだけなら全くと言っていいほど問題なく使えます。
通常版のみについている機能がむしろ邪魔なぐらいです。
ダウンロード版だと、 USBのヘッドセットはついてきません。
しかし、私は市販のもので充分使えています。(1,500円位の安物)
個人の愛称にもよると思いますがUSBヘッドフォンはそこまで高くなくても大丈夫です。
また、私のように海外在住であると
物理的にダウンロード版しか買えないので仕方なかった部分もありますが今では節約できたととても喜んでいます。
こうして書くと、パソコンでなんとか無料で音声入力ができる方法はないか?
みなさんこのように考えられると思います。
しかし、現段階のレベルでは無料でできる
Windows標準搭載の音声認識はおすすめしません。メモ帳にしか入力できないという欠点もある。
また、 Google chromeのブラウザを利用すると、
こちらも無料でGoogleドキュメントに音声入力をすることができますがこちらの精度もあまり高くないので今現時点ではおすすめできません。
ということでパソコンで音声入力を導入したい方は
絶対にドラゴンスピーチ11JのLITEバージョンで良いので購入をお勧めします。無料で始めてしまうと、あまりの認識率の悪さに高確率で挫折してしまう可能性があるからです。
スペックは?古いパソコンでも動く?
推奨メモリは2G~できれば4Gとなっているみたいです。
今2015年現在発売されているノート型パソコンやデスクトップ型パソコンではほぼ問題ない数値だと思います。
また、2010年ぐらいのWindows 7でもおそらく問題なく動くのではないかと思います。
逆に、このブログでも取り上げました低価格帯のスティック型パソコンやウィンドウズタブレットには少し厳しいかなという印象です。
しかし、タブレット型パソコンもこれからどんどん進化していくでしょう。 (スティック型パソコンも同じく)
わたし的には、ドラゴンスピーチでもサクサク動くような低価格帯のパソコンが来年あたりには発売されるのではないかと考えてます。(スペックは追い付く)
1時間5000文字とか楽勝です。
私は主に文章を作成するためにこのソフトを購入しました。
あまり深く考えずに話しているだけでも
1時間も入力していれば5,000文字なんてすぐに入力できてしまいます。
ブログの文字数にもよりますが
だいたいいつも
30分で1記事程度
記事の文字数は2,500文字から3,000文字程度を書くようにしています。
(このブログは、とにかく文字数にこだわっているのでだらだらと長く書いてしまっている場合が多いですがご了承ください)
キーボードでのタイピングが標準スピードの人なら
1時間5,000文字はけっこうギリギリで打てる範囲だと思います。
しかし、その後
「もう1時間同じことをやって下さい」
と言われると
おそらく
「今日は集中力が続かないのでもう無理」
このような状態になるのではないでしょうか?
音声入力は、体への負担がないので考えることだけに集中することができます。
考えながら話して入力するというのは確かに疲れますが
脳の疲労は肉体的な疲労よりも鍛えることができます。
しかし、タイピングなどによる肉体的疲労は
いちど疲れさせてしまうと回復させることしか方法がありません。
なので、よほどタッチタイピングが早い人でない限り音声入力はぜひとも取り入れて欲しいツールのひとつになります。
もちろん、トレーニングは必要ですが
慣れることさえできれば音声入力はあなたにとって強力な時間短縮ツールになる事は間違いありません。
どんなソフトにでも「直接」音声で文字を入力できるのが魅力
「ドラゴンスピーチの過去バージョンは入力にはドラゴンエディタという専用のエディタを使う必要があった」
しかし、
現行バージョンではほぼどんなソフトにでも直接音声で入力することができます。
ドラゴンスピーチの2005年度バージョンにはこのエディタからの転送機能などはありませんでした。
なのでコピーして貼り付ける必要があり少々面倒だったようです。
(使ったことがないのでわかりませんが)
またドラゴンエディタというテキストエディタも正直今風のエディタとは言い難いです。
今現在の入力している文字数も表示してくれません。
しかし、ドラゴンスピーチの現行バージョンはどんなソフトにでも直接入力することが可能になりました。
そして音声コマンドで行う修正もほとんどのソフトに対応しています。
(まだできなかったソフトに出会っていません)
私的な使い方としては
・ evernoteに直接入力したり
・マインドマップソフトXmindに直接入力したり
・いろはノートというクラウド型のメモアプリに直接入力したり
しています。
ワードプレスの管理画面にも直接音声で入力できます。
もちろん、 100%音声入力というわけにはいきませんが
キーボード操作と併用する事によって作業が劇的に楽になります。
iPhoneに録音した声を短期間で文字化することも可能
「 iPhoneに録音することにより直接自分の声を文字化することが可能に!しかも無料」
自分の声限定ですが、高いボイスレコーダーを購入する必要はなくなりました。
ボイスレコーダーがなくても、 iPhoneのアプリを使うことにより外出先で録音した声をドラゴンスピーチに接続して短時間で文字化することも可能です。
仕事などで口述筆記をしている方は従来であればボイスレコーダーが必須アイテムでした。
しかし、ボイスレコーダーは買おうと思うと結構なお値段します。その点iPhoneから声を文字に起こすのであればアプリを使うので全て無料で行うことができます。
そうです、 iPhoneがボイスレコーダーがわりになるのです。
という事は、通勤中の車の中でヘッドセットから自分の声を録音することによって車の中だけで作業をすることも可能になります。
また、 30分の音声であればその半分以下の時間でコンピューターが勝手に文字に直してくれます。
あなたはその録音した音声をセットしてあとは待つだけです。
1日1記事書いたら燃え尽きてしまう方へ
音声入力での文章作成は
特に、ひとつの記事を仕上げたらそこで燃え尽きてしまうような方にお勧めです。
様々なソフトと併用することで
・文章の本文を書いたり
・文章のアウトラインを作成したり
・その日の日記を効率的に仕上げたり
・メモの整理をしたり
様々なことが音声入力ひとつで行うことができます。
特にキーボード入力に比べて疲れないので、ひとつの記事を書いたらもう次の作業ができなくなってしまうような方。にもお勧めできます。
複数人で行われた会議の議事録にも使えます。
もちろん会議の文字おこしにも使えます。
しかし、これはテープを聴きながら再度あなたの声でテープ起こしを行う必要がありますのでそこのところだけ注意してください。
音声認識ソフトは基本的には複数の人の音声は認識してくれません。登録してある自分自身の声しかないならばまだ可能性はありますが、どちらにしてもマイクから遠い距離で話した音声は拾ってくれませんので
もう一度、ご自身で音声化してテキストファイルに書き出す必要があります。
ここを勘違いして、認識率が悪い!
頭悪い評価をつけている人がいますが、
勘違いしないで欲しいのは、会議や講演会のスピーチなどを音声データのみで綺麗にテキストファイルに変換してくれるわけではないということです。
講演会のスピーチ
株主総会の議事録なんかも自社で作れるので
圧倒的な業務の改善、経費の削減にもひと役買っているようです。
まとめ
ドラゴンスピーチの認識率や、みなさんが疑問にもたれるようなことそして色々な使い道などを思いつくままに書いてみました。
そして、当然この記事も音声入力で作っています。
今現時点で4,000文字を超えていますが
以前の私であれば、 1日4,000文字ブログの記事を書けば、
それで終わってもう飲みに行ってしまっている様な状態です。
しかし、
本当に体の負担が楽ですね。
もちろん認識率も満足していますが思った事を読み上げるだけで文字になっていくというのは使いだしたら病み付きになるほど快感です。
これからも、パソコンでの音声入力はドラゴンスピーチ。
iPhoneでの音声入力はOS搭載のSiriやDragon Dictationなどを使っていくと思います。
長くなってしまいましたが、これをきっかけに長文の作成が苦手な方が1人でも音声入力を試すきっかけになってくれればと思います。ありがとうございました。
この記事の文字数:4500文字程度
音声入力にかかった時間45分程度。
合計入力文字数:115,800文字程度
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